ゲイリー・レナード語録

ゲイリー講座のゆるゆるメモ

ゲイリー講座(67) The End of Illusions, from ACIM Ch. 16, Section VII (Part1)

【第67回】 
The End of Illusions, from ACIM Ch. 16, Section VII
https://www.crowdcast.io/e/the-end-of-illusions/1
2021/06/10(US)→ 2021/06/12(JP)

11 シンディ:たとえば両親に愛されなかったという"経験"をしたと仮定する。すると(過去に基づいて)自分が被害者であると信じる自我のトリックに陥りやすい。

25 ゲイリー:2000年前のJの言葉には威厳があった。だが威圧するようなものではなく愛にあふれていた。

29 ゲイリー:きのうジュディ・スカッチとPodcastを録音した。30 僕らは何度か彼女の家に遊びにいったことがある。彼女はACIM黎明期の話がうまい。31 彼女は「何も期待しないこと」と言った。結果を予見しないこと。32 何が起ころうとも、あなたからの正しい反応は愛のみだから。

36 ゲイリー:ベトナム戦争に行った退役軍人が30年もPTSDで苦しんでいた。だがワークブックをやってすっかり治ったということがある。

1:02 ゲイリー:究極の幻想は死だ。様々な人々も歴史もビッグバンも物語に過ぎない。これらすべての物語が作り上げられた。分離は起こらなかった。

1:05 ゲイリー:自我がなければ死を恐れることもない。単に卒業するように感じる

1:08 ゲイリー:コースで自我の描写に力を入れているのは、それを選ばないようにするためだ。常に聖霊を選び続けられる段階になれば何ものにも傷つくことはなくなる。

1:11 ゲイリー:コースの実践には長い時間がかかるように思うかも知れないが、幾千もの生涯に比べれば短いものだ。

1:25 ゲイリー:A&Pはケンがステパノだったとも、ヘレンがアンドリューだったとも言わなかった。彼らも自分の過去生を明かさなかった。もし人々が知るべきだと思うなら彼ら自身が話しただろう。僕は(知っているが)彼らのプライバシーを尊重したい。

1:48 シンディ:異性と関係を終わらせるときの向かい方について。1:50 ゲイリー:Jはヘレンに「相手にNOと言えないのは自己中心性」と伝えた。1:52 シンディ:相手に合わせて一緒にいる方が愛があるか?相手と離れたほうがより健全で愛があるか?相手に選択肢を与えることも。

ゲイリー講座(66) A Whole Month Devoted to Q and A! (Part2)

【第66回】
A Whole Month Devoted to Q and A!
https://www.crowdcast.io/e/q-and-a-may-2021/2
2021/05/27(PDT)→ JST 05/28  9-11時

 

8 Q:イエスの兄弟ヤコブ(James)は、十字架刑のあとエルサレムでラビの長として残ったのか、それとも新教会を設立して追放されたのか?
ゲイリー:ヤコブは当時としては長生きした。十字架刑のあと35年くらいラビの長を努めた。ユダヤ人の反乱が起きるまでは。その時ローマ人が、ヤコブを寺院のてっぺんから突き落として殺害した。彼は長生きしたが、快い死に方ではなかった。
ヤコブはJと仲良くしていたが、Jの言葉を理解していたわけではない。その後、パウロと繋がって、古い教えを混ぜて新宗教であるキリスト教の土台を作った。しかしそのキリスト教が花開いたのは、それから300年後くらいだ。

 

41 シンディ:音楽家が作曲をチャネリングしているように、私が本を書く時、聖霊が私を通じて書いている時はなんの努力も要らない。あなたも書く時に聖霊に委ね、流れに任せてなにが出てくるか見るといい。

 

47 ゲイリー:テキサスだったかで食事に招待された時、彼らは僕があまりにも普通なので驚いていた。普通でいいんだ。僕らは聖なるグルとかそういう風に見られるのはごめんだ。フィンランドでも、すごくスピリチュアルで菜食主義な雰囲気のところで食事したけど、僕はそこでハンバーガーとビールを頼んだよ。

 

54 ゲイリー:僕が以前飼ってた犬のヌーピーは何にでも吠える子だった。家の外のはるか遠くにとまってた鳥に向けて吠え続けていた事もあるくらいだ。そのヌーピーが、A&Pを前にしたときはとても静かだった。あんな事ははじめてだ。

 

1:04 Q:Jが十字架にかけられたとき、聖書に書いてあるとおりの事を言いましたか?
ゲイリー:いくつかある。まずJが十字架で最初に言ったことは「おーいトマス!ここから君の家が見えるよ!」だ。あれはクールだったな。あと、Jは実際に聖書にあるように「父よおゆるしください、彼らは自分が何をしているか知らないのです」とも言った。彼は両側の盗人にも話しかけた。片方はJを嫌っていたが、もう片方はJに興味を持った。Jはその盗人に「Today you'll be with me in paradise.」と言った。
ひとつだけJが決して言わなかったのは「父よ、なぜ私を見捨てたのですか」という言葉だ。これは旧約聖書からとってきた言葉を移植したものだ。

 

ゲイリー講座(65) A Whole Month Devoted to Q and A! (Part1)

【第65回】
A Whole Month Devoted to Q and A!
https://www.crowdcast.io/e/q-and-a-may-2021/1
2021/05/11(PDT)→ JST 05/12  9-11時

 

29 ワクチン接種が受け入れられないという質問。

シンディ:いま、ワクチンは嫌だという人々と、ワクチン別に構わないという2つのグループがいる。どちらが正解ということはないが、ワクチン接種しないと職を失うかもしれない人にとっては難しい問題。他の人の意見を聞くのではなく、自分にとって何が最も大事かを聖霊に問うこと。それはひとりひとり違う。心の声に従うこと。

 

34 ゲイリー本でA&PはACIM関連のカルトに気をつけるよう言っているが?

ゲイリー:その件を僕に聞いて欲しくなかった。デイヴィッド(ホフマイスター)はすごくいいやつで、僕はデイヴィッドが大好きだ。だから言いたくないんだが、やはり彼のコミュニティはカルトだと言わざるを得ない。彼が意図してそうなったのか、自然発生的にそうなったのかはわからない。でもA&Pは、誰かが「一緒に暮らしましょう」と言ってきたら、そんな事はするなと言ってる。一緒に住んで、モノやお金やその他(労働とか?)を差し出すのはカルトだ。デイヴィッドは僕がこんな事をいうのを快く思わないだろうが、彼が赦してくれることを願っている。

 

38 シンディ+ゲイリー:ジュディは今年90歳になった。今もポッドキャストで発信している。ACIM黎明期の話をいきいきと語ってくれているのでお勧めだ。

 

43 シンディ:難しい時期(世界的なパンデミック中)で心配に溢れているときだからこそ、笑いを忘れないで。深刻なときに笑いは正しい心につながらせてくれる。

 

1:19 シンディ:どんな形の瞑想も聖霊につながりやすくする。聖霊は最高の直感ともいえる。結果に執着しないこと。真の祈り、瞑想、赦しの実践、聖霊に委ねる、こうしたことを組み合わせるとよい。
ゲイリー:聖霊はインスピレーションを様々なかたちで与える。

 

1:27 ゲイリー:僕はACIMをはじめたりワークブックをやっていた頃に実際に体調が改善した。おそらく自分の無罪性に触れる機会が増えたからだろう。

 

1:50 A&Pからワクチン接種について何かコメントはあったか?
ゲイリー:ワクチンに関する答えは一人ひとり異なる。たとえば、シンディはワクチン接種は気が進まないほうだし、僕は海外での講演のためだけにワクチン接種してもいいかなと思っている。海外に渡航するにはワクチン接種が必要だからね。だが僕自身にワクチンが必要だと思っているわけではない。
1:52 いまのところA&Pとコロナやワクチン関連の話はしていない。ただ、A&Pは以前の本で、人類は遺伝子操作されたウィルスに直面するだろうという話をしていた。今回のコロナがそれに該当するかもしれないし、違うかもしれない。次に会ったら聞いてみようと思う。

 

ゲイリー講座(64) Right Teaching and Right Learning, from ACIM Ch. 4., Section I (Part 2)

【第64回】
Right Teaching and Right Learning, from ACIM Ch. 4., Section I
https://www.crowdcast.io/e/right-teaching-right-learning/2
2021/04/29(PDT)→ JST 04/30  9-11時

 

25 ゲイリー:シンディは僕にとって特別な関係だが、誰にだって特別な関係はある。育ててくれた親や友達など、特別な関係は避けられない。

34 ゲイリー:僕は政治的な環境で育ったので、政治問題で熱くなりやすかった。だが政治についてはほぼ赦せたと思う。いまは政治問題に反応しなくなったし、むしろお笑いのように思える。

51 シンディ:対象を実在させる、というのは自我でもって反応するとき。愛ある行為は聖霊の愛の延長であり対象を実在させない。(かたちのレベルでは混同しやすい)

1:25 ゲイリー:相手から何も奪わないのが真正な関係。

1:34 シンディ:私は以前、他者を喜ばせようとするタイプだった。だからって自分のことを後回しにしていいということではない。

1:38 ゲイリー:ケンはプライベートな事をほとんど話さない人だった。彼は特別視されることを望まなかった。だが、過去の人生のひとつで十字架のヨハネ(St.John of the Cross)だったことは認めた。


ゲイリー講座(63) Right Teaching and Right Learning, from ACIM Ch. 4., Section I (Part 1)

【第63回】
Right Teaching and Right Learning, from ACIM Ch. 4., Section I
https://www.crowdcast.io/e/right-teaching-right-learning/1
2021/04/15(PDT)→ JST 04/16  9-11時

 

17 シンディ:「自我も学習することができる」というとき、正確にいうと学習するのは自我の誤った心ではなく決断の主体。

33 ゲイリー:いまつらい思いをしている人々の気持ちは理解できる。特にコロナ時代は。なぜつらい気持ちが分かるかというと、僕自身の人生がつらいものだったから。10代も20代もひどかった。だがつらい時期を生き延びることはとても大事。

50 ゲイリー:他人から良く思われようなどと思わないこと。自我は生き延びるために何でもする。コース学習者でさえ他人を裁くほどなのだから、誰かに褒めてもらおうなどと思わないこと。

1:00 ゲイリー:コースだけが正しい道だなどと他者に強要しないこと。誰でも学びたい時に学ぶもの。まだその時期でない人々を説得しようとして時間を無駄にするべきではない。

1:29 ゲイリー:多くの学習者はまるで肉体を蔑んでいるかのようだが、肉体はニュートラルなのだから良し悪しはない。肉体は聖霊のコミュニケーションの目的にもに使うことができる。

ゲイリー講座(62) Your Brother’s Sinlessness, from ACIM Ch. 22, Section II (Part 2)

【第62回】
Your Brother’s Sinlessness, from ACIM Ch. 22, Section II
https://www.crowdcast.io/e/your-brothers-sinlessness/2
2021/03/25(PDT)→ JST 03/26  9-11時
 
26 ゲイリー:いまコースに出会っているということは、過去数回の人生で大きな進歩をしたということだ。先週、サンアントニオでそのことを思い知った。ワークショップのあと、ホストのクリスタルがAlamoに連れて行ってくれた。March6, 1836にオハイオ出身のWilliam Harrisonという男がアラモの戦いで殺された。それはその当時の僕だった。27 A&Pは「前回死んだのと同じ誕生日に生まれ変わるのはよくあること」と言った。だから今生で僕はMarch 6, 1951に生まれた。
185年前の人生で、William Harrisonは冒険家で放浪するのが好きだった。最終的にアラモという間違った場所に行き着いたが、当時の男としては高齢だった。28 当時の人生について言われたのは、僕の心の一部がagressiveだったということだ。戦士のような部分が当時はまだ残っていた。僕らはみんな戦士のような側面を持っている。自我はconflictに基づいているからだ。だからいつも戦争があるんだ。どんな時代も戦争ばっかりだ。29 国も戦争ばかりだし、国がない時代は都市同士で戦争していた。あるいは王家のような家族同士での争い(game of thrones)。つまり戦争に必要なのは国ではなく人々だけだ。
僕は当時、そのconflictの部分をまだ手放せていなかった。だが僕はその人生やアラモでの出来事から多くのことを学んだ。そして僕は次の人生(WWII)で気づいた。もしかすると暴力やconflictは正しい道ではないのかもしれない、と。WWIIの時代になると、僕は戦争に行きたくはなかったが、行った。他のみんなと同じように。誰も疑問に思わなかった。30 もし君がアメリカ人で、真珠湾が攻撃されたら、自ら志願していっただろう。僕もそうだった。だから僕はWWIIでもやはり殺されてしまった。それはヨーロッパでの話だったけどね。だが、それが僕が戦った最後の戦争だった。
実際、僕がベトナム戦争で戦う必要がなかった理由は、ひとつ前の人生で(WWIIによって)殺されていたからだ。だから徴兵の抽選(draft lottery)がきたとき、僕の番号は296とかだった。だから僕にはお呼びがかからず、徴兵されなかった。僕の適正が1Aに分類されていたにもかかわらず、だよ。これはつまりもし徴兵が抽選制になっていなければ、僕はいとも簡単に徴兵されていたってことだ。でも抽選制になったおかげで、僕はベトナムに行く必要がなく、今生で戦争を経験することはなかった。31 これからも戦争で戦うことはないだろう。なぜなら、僕の心のなかの戦士の部分が訂正されたからだ。僕はもう戦う必要がないんだ。
君もこんなふうに成長し、変わってゆく。長い時間をかけて。まあたまには聖フランシスのような人生で一気に大進歩する人もいるが、それは稀なケースだ。僕らの多くはゆっくりと学んでいく。聖霊は常に共にいて、僕らの心を癒しながら、正しい道に導いてくれる。僕は今生で殴り合いの喧嘩なんてしたことがない。まあたまには殴ったり殴られたりもしたけど、ガチの戦いはなかった。それに若い頃だれかを殴ってしまった時も、自分がどんなに馬鹿だったかを認識することができた。この人生で僕は徐々に平和になってきた。
 
1:45 ゲイリー:A&Pが僕の過去生の姿を次から次へと見せてくれた理由は、僕のこの人生がいかに無意味であるか気づかせるためだった。誰もが何千もの人生を過ごしてきたが、それは連続的な夢みたいなものだ。

ゲイリー講座 (61) 誕生日サプライズ

【第61回】
Your Brother’s Sinlessness, from ACIM Ch. 22, Section II
https://www.crowdcast.io/e/your-brothers-sinlessness/1
2021/03/11(PDT)→ JST 03/12  9-11時

 

ゲイリー70歳のバースデー

32 ゲイリー:僕の(70歳の)バースデー祝いでジャッキー(シンディの姉妹)達とクールなレストランに言った。そしてジャッキー達がサプライズを用意していた。この世には自分の片割れ(split)の人がいる。どこかの時点で心が分裂して別人になったのだが、ある時点までは同一人物だった人だ。33 だから共通の記憶を持っていたり、容貌がすごく似ていたりする。

みんなが覚えているかしらないが60年代にHerman's Hermitsというバンドがあった。65-68までヒット曲を飛ばし続けたグループだ。リードシンガーはHerman (Peter Noone)という。僕は、その彼が僕の片割れ(split)だということを知っていた。なぜならA&Pがそう教えてくれたからだ。僕らは非常によく似ている。34 歳も同じくらいだし、他にも音楽家になることを含めたくさんの共通点がある。(Peter Nooneの写真はこちら、ゲイリーの写真はこちら)

そして(バースデー当日)、ジャッキーがスマホで動画を見せてくれた。すると、なんとこのPeter Nooneが、僕にHappy Birthdayを祝ってくれてるんだ!彼は60年代に僕がギターを始めたころに練習で弾いたようなヒットを飛ばした男だ。僕はHerman’s Hermitsの曲でギターを覚えた。そして僕のバースデーに、僕の片割れであるPeter Nooneが、--- 彼は僕の片割れであることにも言及していた(ジャッキー達がそう言ったから) ---  彼はとても親切に僕のバースデーを祝ってくれた。35 最もすごいサプライズだったよ。

 

奇跡の原理#5について

1:10 ゲイリー:奇跡の原理がテキストの先頭にあるからといって初心者向けという訳ではない。奇跡の原理はとても高度な内容だ。「5. 奇跡とは習慣であり...(Miracles are habits..)」というのは非常に進歩した状態だ。赦しを続けていれば、それが自動的に起こるようになる。好きなことを赦して、きらいなことは赦さない、というのではなくなる。1:12 人々は投影していると知らない。人々はただ自分が正しいと思っているだけだ。だがいま僕が何か赦さなかったら、「何かが違う」と感じる。(赦すことが)自分の一部になるんだ。1:14 しかし誰でも最初のころは意識的に選択しなければならない。そこから始めるんだ。最初は自動的とはいかないから。